INTERVEIW05 「自分の手で声をカタチにしたい」
から選んだ、
役員というキャリア。

「自分の手で声をカタチにしたい」から選んだ、役員というキャリア。
1999年 新卒入社 取締役 吉田麻衣子

Profile

1999年 新卒入社 取締役 吉田麻衣子

千葉大学 法経学部卒業。入社してからSE職として現場でお客様先のシステム維持/運用に取り組みながら、お客様との関係を紡いできた。2025年4月に役員へ就任し、現在は現場業務のフォローをしながら、社員の育成・活躍支援などの取り組みにも注力している。

できることを増やす楽しさと、
お客様の想いをカタチにする面白さ。

実は私が恒和システムに入社したのは、青年海外協力隊への参加を目指し、応募要件である「ITの実務経験3年以上」を満たすためでした。最初は“3年だけ働こう”と思っていたのですが、いざ入社して働き始めたら、この仕事の面白さにどっぷり浸かってしまって(笑)。最初はまったく分からなかった専門用語やシステムの仕組みも、少しずつ理解できるようになり、気がつけば自分の頭で考え、提案できるようになって、やればやるほど面白さが増していったんです。お客様からの「こんなことできない?」というお声に対して、自分の経験も踏まえながら、いくつかご提案をし、その先でお客様が「これならいけそうですね」「仕事がより効率的にできそうです!」と目を輝かせて喜んでくださるのは嬉しいですし、とてもやりがいを感じます。右も左も分からない状態からのスタートでしたが、育てる文化がある恒和システムだからこそ、着実にできることを増やしこの仕事の面白さに気付けたのだと思います。

インタビュー中の様子

システムは“道具”。
その先にいる“人”に向き合う。

これまで経験した中で特に記憶に残っているのは、大規模なシステム障害の対応でした。最も早く解決する方法としては、システムを使用しているお客様の業務をすべて止め、システム復旧を最優先に置いて作業を進める選択肢がありました。ただ、お客様の業務が止まることで、さらにその先にいるエンドユーザーの方にもご迷惑がかかります。そのため、お客様の業務に大きな影響が出ないよう、作業の優先順位をつけながら対応しました。復旧するまでに1週間かかってしまいましたが、お客様からも対応を褒めていただき、表彰までしていただいて…。本当に嬉しかったです。私たちの仕事は、システムに向き合うことではなく、その先にいる“人”に向き合うこと。だからこそ、お客様にとって「最も重要なことは何か」を考えた対応をとります。少し手間や時間がかかったとしても、その分感謝の言葉をいただけたときの喜びが、何よりのやりがいです。

インタビュー中の様子

「自分の手で声をカタチにしたい」から
選んだ、役員というキャリア。

恒和システムの好きなところは、経営陣との距離が近く、年次や役職関係なく会社の制度や組織に対して意見を出せるところです。一方、声をあげるだけではなく、もっと自分の手で会社を巻き込んで、自分でプロジェクトを動かしたり、新たな仕組みを創ったりしてみたい。こんな想いが膨らんで、最終的には、「やりたい」と声をあげる側から、会社を挙げて「やろう!」と決断できる立場になりたいと考え、役員というキャリアを選びました。もちろん、社員を巻き込み何かを行うという責任と、それに伴うプレッシャーもあります。異なる立場の意見が出ることもあります。私はそれらを“対話”で乗り越えていきたいと思っています。意見が出しやすい雰囲気をつくり、社員があげてくれた意見に対して、建設的に物事を進める。どんなことでも人と人”の関係性を大切にし続ける人でありたいなと思います。

インタビュー中の様子

一方的な「提供」ではなく、
一緒につくる「共創」を。

私が大切にしているのは、“相手の想い”に真摯に向き合うこと。お客様であれば「こんなことがしたい」「この仕組みを活かしてこうなりたい」という理想がありますし、社内の仲間であれば「こういうスキルを身につけたい」「こんな会社にしたい」という想いがあるはずです。そんな理想を、お客様と一緒になって実現していきたいんです。会社としても、サービスを一方的に「提供」するのではなく、より多くの現場でお客様と「共創」していく関係性を築いていきたいですね。今の時代、選択肢は無数にあります。だからこそ、「どの会社にするか」で迷うことも多いはず。でも、最終的には「選んだ道を正解にする」ことが大切だと私は思っています。私自身、エイッと選んだ恒和システムで、想像以上の面白さに出会いましたから(笑)。迷うことに時間を使うのではなく、自分の覚悟で選んだ道を“正解”にする。決断には勇気と覚悟が必要ですが、その選択が恒和システムであれば嬉しく思います。

インタビュー中の様子

さあ、
ココロもフトコロも
豊かに働こう